カテゴリ住まい、インテリア季節、年中行事ひな祭りひな人形状態目立った傷や汚れなし（詳細）舎人（とねり）人形 江戸時代 京都製 水干（すいかん）姿の二人立ちの珍しい人形です。
水干とは平安後期から江戸時代まで用いられた男子用装束のひとつで
平安時代よく着ていた狩衣をもう一段簡素化した服装で糊を使わず水を
つけて張った簡素な生地を用いるからとも、晴雨両用に便利な為と
言われた事からの命名のようです。
舎人（とねり）、内舎人（うどねり）とは、身分と高い貴族の子弟が
皇族や貴族に仕え警備や雑用に従事する役職の事を言います。
この人形は普通の人形では御座いません。
水干に36枚菊紋（天皇家）の家紋に、法輪紋（真言宗門跡寺院）の家紋が
特別な生地に織り込まれており、
相当由緒ある皇族尼門跡寺院に内親王雛と共に納められた人形のお供のようで
公家の家柄よりも上の皇族関係の寺紋が菊紋（十六複弁菊）法輪紋（六っ輪宝）の
印があり、出所が推測されます。禁色である高価な紫色、深緑の色を
使用して織り込まれており、手足共に木彫で胡粉の塗りが一般の人形とは違い
内親王と同じ造りの上質な胡粉で塗りが厚く、皇族に納められ下賜された
人形なのでしょう。
状態は保管状が良く衣装の擦れが若干見られますが、綺麗な状態です。
僅かに髪の毛の傷みがあります。
有職雛のお供や、添え物として飾ると生えるとおもいます。
如何でしょうか？

大きさ：25cm、
畳台：横31㎝、縦20㎝、高さ5ｃｍ
箱：(共箱ではありません）横46㎝、縦33㎝、高さ30ｃｍ

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※落札後の受け取り連絡をお願い致します。お願い致します。本物の皇室、有職の貴重な人形です。なかなか手に入らない、一品を如何でしょうか？